ABC工事という言葉は、あまり耳慣れないという方が多いのではないでしょうか。
これはオフィスや店舗などの工事でよく使う、3つの工事を表した用語です。
ABC工事は工事区分を把握しておかないと、費用面に大きな差が出る可能性があります。
そこで今回は、ABC工事の工事区分についてみていきましょう。
▼ABC工事の工事区分について
■A工事
A工事とは、建物のオーナーが発注し工事費を負担するものです。
具体的な例として、エレベーターや階段といった建物本体や共用部分に関する工事が挙げられます。
■B工事
B工事は建物に入居する方が発注し、工事費を負担するものです。
施工はオーナーが指定する業者が請け負うため、コスト管理が難しいといった側面があります。
費用負担は入居者ですが、一般的に所有権のほとんどはオーナーにあります。
ただし、例外もあるため確認が必要です。
具体的な例として、給排水工事や防水工事などが挙げられます。
■C工事
C工事は建物に入居する方が発注し、工事費を負担するものです。
施工業者は入居者が選択することができ、所有権も入居者にあります。
具体的な例として、店舗の内装工事や電話工事などが挙げられます。
▼まとめ
ABC工事の区分は、それぞれ発注者や所有権が異なります。
特にB工事は発注や費用の負担は入居者が行うものの、業者を自由に選べないので注意が必要です。
『株式会社Lプランニング』は、主に店舗などの内装工事を手がけております。
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